大国ラブ川崎
・mixiアプリの漢字テストみたいので、「烏賊」を「からすぞく」と読んでしまった。
・昨日夜遊びせず、頑張ったのに結局宿題ができないまま夜に。
終わらない仕事をうっちゃって、会場へ着いたらもうオマーSさんのDJももう途中からだ。
いつだって僕はそうだ。両立どころか片方すら立った試しがないじゃないか。
つくづく自分の無能さが情けなくなる。
きっと普通に要領ある人だったらちょちょいで終わっているような仕事内容だ。
・しかし、オマーさんのDJは最高だった。
ストリクトリー・ハウスな選曲、BPMはかなり遅めをキープ、低〜いところでベースが唸り、
そこに割って入るシンセとかのイントロこそ、ハードライフを地道に歩むことを肯定しているかのようではないか。
トビの要素は無いが、それ以外のハウス魅力が濃縮されたようなプレイで、
朝までこのまま聞いていたい気持ちになる。っていうか一生この音楽の中で生きていきたい。
・いきなり音の定位&髪型が常軌を逸していたイゾレーさんや、
スローな四つ打ちアレンジの「テレ東」からスタートした相対性理論も聞きたかったが、
そこはモノレイクさんに身を委ねた。
・モノレイクさんは4方向のPAを活用したライブ。
不意に後ろからとんでもない音が飛んできたりして、まんまと迷宮にハメられた。
円形を基調とした映像も効果的で、
あの円に吸い込まれて消え失せてしまいたかったがそうはならず、
・次のサーシャダイヴさんのときに調度よくまわっきて
跳ねるようなビートに合わせて踊り狂っていたが、
次第に醒めていき低〜く落ち込んでいった。
そのうえ、ユニオンの出店で買おうとしたCDを油断したスキに別の人に抜かれたり、
カボチャカレー食べようと並んでいたら、僕の番でライス切れになってしまったり、
遠くから聞こえるILLが好きじゃなかったりして、
かなり落ち込んでもう海に泳ぎだそうかと思いだしたところ、
最後のホールデンさんに救われた。
・さいごジェイムス"前髪"ホールデンさんの
ホワイトノイズ風に爽やかな(でもベースはブリブリ)のトラックとともに夜が明けていき、
そして明けてもなおグレイに曇った空から、雲がひとつまたひとつと消えていき、
最終的にはパーンとした青空になっていった光景はなんとも感動的で、
野外イベに参加してよかったと思わすものだった。
時間いっぱいまでプレイしてくれて有難かった。